自分で自分のことができるうちに

厚生労働省が日本人の平均寿命について、男性は80.50年、女性は86.83年だったことを発表したらしい。
どちらとも前年より約0.2年上回ったそうで、超高齢化社会がどんどん進行していることがうかがえる。
確か数年前までは、男性の平均寿命は70年台だったと思ったけれど、いつの間にか男性、女性ともに80年を超えていてびっくり。
特に女性は男性より6年も長い86年。しかもこれは「平均値」なのだから、いかに86年以上生きている人が多いかって話だよね。
実際、90歳まで生存する人の割合は男性で24.2%、女性はなんと48.3%とだそうで、ほぼ半数が90歳まで生きるっていうデータが出ているんだとか。
私の両親の親、つまり祖父母はみんな90歳前に亡くなっているのだけど、そのうち3人はみんな80歳後半まで生きていたから、やっぱり平均寿命って長くなっているんだなあと思う。
ちなみに夫の祖父母は父方が1人、母方が1人とそれぞれ存命中で、しかも父方の方はひとり暮らしできるほど元気。
つい1~2年前までは自分で車を運転して出かけたりしていたし、今でも耳は少し遠くなったけれど、言動はしっかりしていて、記憶力も確か。
もうひとりの方は痴呆が進んでしまっているけれど、それでもやっぱり90歳を超えているし、去年亡くなった祖父も長生きだったから、平均寿命が長くなっているというのもうなずける。
これは食生活や生活環境の改善・進歩に加え、医療の発達によるものだと思うけど、でも個人的には90歳まで生きていたいとは思わない・・・かな。
というか、自分で自分のことができなくなったら、まわりの負担になる前にぽっくり死にたい・・・と思っている(汗)