まさに急がば回れ

昨日の午前8時過ぎ頃、東京都足立区のJR常磐線綾瀬駅近くの線路を降りて歩いた男性が保護されたのだそう。
線路を歩いていた男性いわく「会社で大事な会議があり、遅れられなかった」とのこと。
実はこのトラブルが起こる少し前、JR常磐線綾瀬駅のホームから人が転落。
この影響で綾瀬駅の300メートル手前で上り普通電車が緊急停車するというアクシデントがあったのだそう。
駅の300メートル手前で停まったということは、落ちた人はたぶん無事だったんだと思うけれど、電車は安全が確認できるまでは停車したまま。
ところが男性は「会議があり、遅れられなかった」ため、緊急停車している電車の窓を開けて線路を降り、綾瀬駅まで歩き出したのだそう。
その姿を発見した駅員があわてて保護したのだけど、このトラブルのせいで別の線路を走る快速電車も運転を見合わせる事態になり、一部区間では最大約1時間運転を見合わせることになったのだとか(汗)
まあ遅れられなかったという事情はわかるけれど、電車の事故で不可抗力だったのだから、電車内から会社に連絡すればどうにでもなったんじゃないかなあ・・・。
まあ駅まで残り300メートルというところまで来ていたから、ちょっと歩くだけならいいだろうと思ってしまったんだろうけど、保護された上に別の電車まで止めてしまったんだから、おとなしく待っているよりさらに時間がかかっただろうな(汗)
うーん、「急がば回れ」ってこういう時に使うことわざなのかな、と改めて思った。