引き延ばしより潔くていい

週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画「暗殺教室」が来月発売予定の16号で完結することが発表されたのだそう。
噂ではなく、今日発売された12号の誌面にその旨が掲載されたということなので、これは公式発表。
暗殺教室は現在テレビアニメの第二期が放送されている最中だし、来月には実写映画の第二弾が上映されることも決まっているけど、3月は「卒業」シーズンということもあり、もともと来月終わらせるように計画していたんじゃないかな~と思う。
暗殺教室は2012年にスタートされていて、その年から早くも注目を集めていたけど、タイトルに「暗殺」という物騒な言葉が入っていることから、いわゆるバトルロワイアルものかな、というイメージがあって、よくあるホラー×学園ものと勝手に考えて見向きもしなかった。
でもあまりに人気が高いので試しに読んでみたら、思っていたような内容じゃなくて、いい意味でびっくり。
内容も少年誌で連載しても問題ないかなというレベルにおさまっているし、ギャグもコミカルで楽しい。
なので子供たちが友達から聞いて暗殺教室のアニメを見たいと言い始めた時も、逆におすすめしたくらいだった(笑)
これだけメディアにも展開されていて、売上げも多いと、おきまりの「編集部による引き延ばし」が行われると思うんだけど、人気絶頂の今、最終回を迎えるということは、引き延ばしは行われなかったんだろうなあ。
もしかしたら編集部側は引き延ばしを要求したけど、作者があくまでそれに応じなかったのかも。
いずれにしても、作者の真意とは裏腹に、だらだら引き延ばすと良作も駄作になっていくパターンが多いから、潔く終わるのはいいことだと思う。