絵本に癒やされる

最近、図書館に行くといつもの推理小説とは別に、絵本を借りてくることが多くなった。
子供のために借りてくることもあるけど、実は自分のため・・・というところが大きい。
推理小説は昔から大好きなんだけど、殺人事件とかを扱う性質上、ドロドロした人間関係が描かれているものも多くて、決して癒やされるものではないんだよね(^_^;)
一方、絵本はあっと言う間に読み終えてしまうし、大人がハラハラドキドキするようなスリル感は味わえないけれど、柔らかい絵とほんわかするお話は疲れた心を癒やしてくれる。
実は自分で絵本を借りるようになったのはここ最近の話で、きっかけは娘と一緒に入るお風呂。
私にとってお風呂は一日の数少ない読書タイムで、入浴しながら本を読んでいたんだけど、あるとき、娘がそれを見て、それなら自分も・・・と思ったのか、家にある絵本を持ち込んできた。
最初は自分で読んでいたんだけど、そのうち「お母さん読んで~」とせがむようになり・・・。
ま、すぐ読み終えるし、いいかと思って最近はお風呂で1~2冊の絵本を読み聞かせるというのが習慣になってきたのだけど、娘に読み聞かせているつもりが、いつしか自分の心がほぐれているような、そんな気分になっていることに気付いた。
絵本って単純明快で、でもだからこそ心にすとんと落ちてくるというか、素直に受け取れるというか。
読み終わった後、自分も何だかリラックスできるということに気付いたので、それなら私も絵本を自分用に借りてきて読んだらいいんじゃないか・・・と思ったんだよね。
実際、疲れた時にぱらっと絵本を読むと、童心に帰れるせいか、ちょっと疲れがとれる気がする。
今は大人用の絵本というのが注目されているみたいだけど、なるほど人気を集めるわけだと納得した。