コーヒーと飲んじゃいけないもの

以前は「胃を痛める」とか「眠れなくなる」とか、あまりいいイメージがなかったコーヒーだけど、最近はコーヒーに健康効果があることが次々と判明して、必ずしもコーヒー=害と言われることはなくなってきた。
もちろん、飲み過ぎたら体に毒ではあるのだけど、適量を守って飲むぶんには、むしろ生活習慣病を予防したり、ダイエットに役立ったりといろんな効果が期待できるんだとか。
もともと私はコーヒーが好きなので、コーヒーも適量を守れば体にいいと知った時は単純に嬉しかったのだけど、実は量だけじゃなく、飲み方にも注意しないとやっぱり体に毒になったりするらしい。
コーヒーにはタンニンが含まれていて鉄分の吸収を妨げるから、貧血気味の人は飲む時間帯に気をつけた方がいい・・・というのは知っていたけど、意外と知られていないのが飲みあわせ。
中でも知られていないのがコーヒーと漢方の組み合わせだそうで、たとえば生薬の麻黄にはカフェインと一緒に摂取すると相乗作用で効果が高まることがあるんだそう。
要するに「効き過ぎる」ことになり、副作用が起こりやすくなって、脈が急に速くなったり、動悸がしたり、血圧が上がったりすることがあるんだそう。
漢方にくわしくないと、「麻黄」なんて言われてもいまいちピンと来ないんだけど、葛根湯に含まれている生薬と知って納得。
葛根湯は風邪薬としても知られていて、ドラッグストアなんかでも市販されている身近なものだけに、コーヒーと飲んじゃいけないなんてちょっと驚いた。
もともと漢方には合う、合わないがあって使用するのは難しいと言われているけど、飲みあわせにも気を配らなきゃいけないなんて、やっぱり素人が安易に手を出せるものじゃないんだなあ(^_^;)