タダより高いものはなかった(汗)

お題「トラウマ映画」

 

トラウマ映画と聞いて、真っ先に思い出したのは高校生の頃に見た「スニーカーズ」という映画。
友達から「映画のチケットをもらったんだけど、見に行けないから良かったらあげる」と言われたときは素直に喜んだ。当時は月1ペースで映画館に行ってたので、映画なら何でもいい!という感じだったんだよね(^_^;)
で、当時は今ほどネットが普及していなくて、映画情報を調べる手立てもあまりなく・・・。
なのでストーリー展開をまったく知らないまま、映画館に足を運んだというわけ。
その頃は入れ替え制ではなく、チケットを持っている人が先着順で席を取るという方式だったんだけど、入ってみたらもう席が埋まっていて私は立ち見に。
まあスクリーンそのものが小さかったせいもあるんだけど、そこそこ人気がある映画なのかな?なんて思っていた。ブラピも出てたしね(笑)
ところが序盤からすでに見に来たことを後悔・・・。実はこの映画、子どもの頃の仲良しグループで起こしたいたずらがきっかけで大事故を起こしてしまい、グループの子たち全員が監獄に入れられるという話だったんだよね。
で、そこで横行しているのが、看守達による暴行の数々。性的虐待の描写まであって、ほんと見ていてつらかった・・・。
本当は途中で帰ろうかと思ったんだけど、チケットをもらってしまった手前、そうするのも何だか悪い気がして(´Д`;)
ちなみに子どもの頃の残虐なシーンは過去の話で、実は冒頭の「現代」では、とある男が2人組の男に殺されるという事件が起こっている。
殺されたのは、虐待をしていた看守のひとり。そして殺した方は、仲良しグループのうちの2人。
で、その事件の担当検事も、仲良しグループのうちの1人という設定。
かつての仲間同士が敵対するのかと思ったら、実は・・・・という話なんだけど、最後の最後に出てくるモノローグでさらに鬱になるというね(ーー;)
ラストシーンは今でも覚えているからインパクトはあったんだろうけど、あれは二度と見たくない映画だ・・・。自分に息子がいる今となってはなおさらね(´Д`;)