カフェイン中毒の話

今朝の情報番組で、カフェイン中毒のことが取りあげられていた。
なんでも、おととい日本中毒学会の調査結果が発表され、2013年度からカフェイン中毒で救急搬送された人が急増していることがわかったのだそう。
2011年度からの5年間で101人が救急搬送されたのだけど、このうち7人は心肺停止。さらに3人は死亡したというから、カフェイン中毒って侮れないと思った。
テレビでは、あらためてカフェイン中毒がどんなものかを紹介していて、どれだけ摂取すると危険なのか、カフェイン中毒になるとどんな症状に見舞われるのかなどをくわしく解説していた。
私自身、カフェインをたくさん摂ると中毒になる・・・ということは知っていたけれど、具体的にどれだけ摂ると危ないのかとか、どういった症状が起こるのかとかまでは知らなかった。
中毒症状が起こると、吐き気やめまい、心拍数の増加、イライラ、動悸などの症状が出るそうで・・・。
でもカフェイン中毒という言葉や症状を知っていないと、こういう症状に見舞われても、疲れているとか、風邪をひいたとか、貧血かなとか思ってしまいそうだよね・・・。
実際、カフェイン中毒になった人の体験談が紹介されていたんだけど、その人はカフェイン中毒という言葉を知らず、水代わりにコーヒーをがぶ飲み。
体調不良になったときも、一時は水分が足りていないのではないかと思い、さらにコーヒーを飲もうとしていたらしい・・・。
実際にはそうなる前に病院でカフェイン中毒と診断されたわけだけど、さらにコーヒーを飲んでいたら命の危険性があったかもしれないよね。
コーヒーは普通に飲んでいるぶんにはそれほどリスクはないけど、適量は1日3杯程度なんだそう。
コーヒー好きの人なら簡単に超えてしまいそうな量なので、結構身近な話なんじゃないか・・・とちょっと怖くなってしまった。