となりのトトロ

夏の作品と言えば・・・・「となりのトトロ」(^_^)
他にもいろいろあるけど、真っ先に思い出した(笑)
初めて見たのは小学生の頃で、たぶんテレビ放送だったと思う。
話の大筋は理解できたものの、細かいところがわからなかった覚えがあるなあ。
たとえばなんでサツキたちが引っ越してきたのかとか。お母さんがなんで入院しているのかとか。どうして他人の家に電話を借りに行くのかとか(これに関しては「電話がないの」とサツキが言ってるけど、そもそもなぜ電話がないのかがわからなかった(^_^;))。
あとはメイが初めておばあちゃんに会った時、いきなり逃げ出したこととかね(笑)
もちろん今見ると、お母さんの体が悪くて、養生するために空気のいいところに引っ越してきたんだとか、当時は電話を引いているところが少なかったんだとか、知らない大人にいきなり遭遇し、びっくりして逃げ出しちゃったんだとか、そういうのがわかるんだけど。
でも子どもに見た時と、大人になってあらためて見直してみた時とでは、抱く感想が違うというか、視点が変わるというか・・・。
子どもの頃は自分との年齢が近いせいか、サツキ目線で見ていて。
だからわがままで手の掛かるメイを腹立たしく思ったし、よく相手してられるなあ・・・とか思ったものだった。
でも大人になってから見ると、メイの方が子どもらしくて、サツキは無理しているというか、お母さん代わりですごくがんばってるんだろうなっていうのがわかる。
お母さんが帰れなくなったっていうときも、メイに対して爆発してしまうんだけど、ああいうのも子育てしている母親なら共感できるんだよね。こっちもがんばってるのにそれでもわかってもらえなくて、ついイライラしちゃう。
でもメイだってお母さんに会えると思っていたのに会えなくて、理由はわかっているけど悔しさ、悲しさの行き所がなくて、だからわがまま言ってるんだなっていうのもわかってしまう。
そうして最終的に思うのは、「お父さん、もっとしっかりしなよ!」って言うね(笑)
いやおっとりしてていいお父さんだとは思うんだけどね・・・もうちょっとサツキの負担を減らしてあげようよ、と。特に精神面でさ。
これって、私の旦那に対する怒りと似てるところがあるんだよなあ(^_^;) やっぱり大人目線で見るとそうなるか(笑)